独身貴族はお金が自由でいいね〜というには、「一生独身だね」と言い放つ覚悟が必要
今年でミドルサーティになるが、
この年まで独身だと、何度か言われる事があるフレーズがある。
そう、「独身貴族はお金が自由でいいね〜」である。
人によっては、冗談まじりに「独身貴族なんだからおごってヨ」とか、
「独身のうちに高いドライバー買っておかなくてどうする」とか、
「独身がお金使わなくてどうする。だから経済がまわらない」
なんて事も飛び出す。
彼らは家庭持ちである。
限られた給料を家族に配分するため予め使えるお金が少ないという自分の現状と
目の前の独身者を比較して冗談まじりに軽い愚痴を吐きたいのだろう。
だが、よく考えてほしい。
独身貴族は本当にお金が自由なのか?
家庭もちの人に比べて使えるお金は多いのか?
結論から言おう、それは「一生独身を前提にした場合には成り立つ」のだ。
独身者がいつか結婚して、家庭をもち子を育てるのならば、
かかる費用は一般的にそれほど変わらない。
また生涯賃金もそれほど変わるものではない。
という事は、独身者は家庭を持つスタートが遅れているだけであって、
限りある収入を自由に使ってしまってはもし家庭をもった場合に
とても貧しい思いをしなければならないのである。
「独身貴族はいいね」という人は、そんな事情を考えず
「一生独身だからいいね〜」といってしまっているのと同じ事なのだ。
「独身貴族なんだからおごってヨ」
→「一生独身なんだから金使いきれないでしょ?」
「独身のうちに高いドライバー買っておかなくてどうする」
→「一生独身なんだから高いドライバー買っても困らないだろ」
「独身がお金使わなくてどうする。だから経済がまわらない」
→「一生独身で金もったまま死んでどうする?生きているうちにオレ達に貢献しろ」
*悪意150%乗せ
それから、このフレーズを使う人によく思うのが、
なんでそんなお金に不自由な結婚をするの?って事である。
このフレーズを使うという事は、一人の時はまあまあお金に不自由がなかったはず。
という事は結婚相手が稼ぎが少ないから結婚でお金が不自由になったという事。
結婚する時にその位予想しないのかな?
自分は女性にも収入を求めるので、そんな事にはならないようにしたい。
それが婚期を遅らせてるって!?
ふふん、根気よく見つけるさ!
・・どうやら今期も絶望なようです。