「社会に出ると大変」という人は、裁量権を使いこなせない投資下手だと自白している

社会に出ると大変だ。

バイトと会社は違う。

 

よく聞きますけれど、私は明確に逆。

いやむしろ一般的にも逆の人も多数いるのではないか。

 

特に、ブラック企業でも自営業でもなくまあ普通の日本企業に入社した

サラリーマンならそうではないか。

 

会社に入ってから11年、年々楽しくなっている。

 

振り返ると幼少期・義務教育・高校・大学の順に楽しめなかった。

というのはその環境特有の「ルール」が私に向いていなかったから。

 

社会に出る前と後の典型的なルールの違いを比べてみよう。

 

社会に出る前

裁量権が小さい、家によってはもの凄い小さい

・学校では横並びを強いられるため、抜きん出る事がしにくい

・お金を稼ぐ手段が限られていて家により貧富の差が大きい

・周囲の評価ポイントは「顔、運動能力」等、生来のモノに偏りがち

 

社会に出た後(入社後)

・法律や社会通念を守れば基本自由

・能力を好きに伸ばして成果を出すと褒められる

・収入があり自由に使える 

・仕事の能力等、後天的な獲得能力が評価される

 

比べるまでもないが、社会に出た後は

・広がった裁量権、得た収入をうまく自己投資して仕事の能力を高め、

成果を出す事によって周囲の評価を得る事ができる。

 

実に多くの人にフェアで単純なルールである。

子供時代のルールのなんとアンフェアな事か。

 

子供の時にいた力自慢で理不尽な奴は勝手にコンプライアンスに馴染めず消えていく。

お金持ちだった子供もそのアドバンテージは少なくなる。

顔がいい人もしかり。

興味のない授業も、どうでもいい先生の説法も道徳の時間もない。

「クラス」という目的意識のない嫌いな人もごちゃ混ぜの中で過ごす必要もない。

自由時間はむしろ多くなる。(ブラック企業は含まない)

 

だから、うまくやれば年々楽しくなれる。

すぐには無理でも、元手は小さくとも、5年・10年のスパンで計画的に

自分の勝てる領域に投資し、収入を増やしていく戦略をもって進めば、

大勝はできずとも、勝ち越していく事はできる。

 

なぜなら、多くの人がそんな計画も立てず、そもそもルールの変更を

きちんと認識せずにプレーし続けているから。

彼らは勝手に投資をミスって勝手に試合から消えていく。

こちらはミスしないように気をつけてルールに則って結果をきっちり出す。

 

「社会に出ると大変」っていう人は要は裁量権をうまく使えない

投資がヘタクソな人の事。

 

したり顔で、「社会人は大変」なんて言っている人がいたら、

アホをまき散らしているだけなので、決して関心してはいけない。