サラリーマンとしての生存戦略をサッカーで例えてみる
入社から11年、色んなサラリーマンの生存戦略の類型を
実例を見ながら分析していった所、11個に分類できてきました。
あくまで男性社員を想定しています。まだ増えるかも知れませんが、
随時更新予定。
①リーダータイプ
②プレーヤー能力特化タイプ
③ニッチプロタイプ
④マネージャータイプ
⑤使用人タイプ
⑥宴会部長タイプ
⑦先輩風タイプ
⑧コバンザメタイプ
⑨無策お人好しタイプ
⑩生活保護タイプ
⑪弱者権利活用タイプ
これらは上から順に、会社での貢献度・必要とされ度が高く、スキルが必要。
①、②は他社でも通用する。
下に行くにつれて「終身雇用」「年功序列」という日本独特の制度に守られている事により可能となるタイプで、本業とは関係ない所で生存しようとしている。
それぞれについてもう少し詳しく、サッカー選手に例えて補足説明。
①リーダータイプ
自ら立てたビジョンでチーム・自社を勝ちに導ける。
生え抜きで専門知識もある元プレーヤーの場合が多い。
人のせいにはせず、責任感と実行力があり先見性にたけている。
滅多にいないため移籍(転職)市場で最も価値が高い。
クライフ。哲学をもった人。
②プレーヤー能力特化タイプ
ある専門分野では抜群の能力を発揮する。
専門分野が会社の王道である事が③と異なり引っ張りだこ。
会社の制度によっては出世できないが、好きな事がやれる幸せはある。
メッシ。とにかく攻撃面、点をとってきてくれる。
周囲のサポートでより輝く。
③ニッチプロタイプ
社内でニッチだが必要な仕事を極めており、それが他にできる人がいない事に
より、渋々認めざるを得ない存在。
テクニックはないが、体躯を活かしたファールをもらう技術は彼だけのもの。
④マネージャータイプ
物事を管理する事が得意な人。ビジョンを示せればリーダーにもなれるが、
クリエイティブさはなく、ただ「管理」する人の事。
日本ではこれしかできない人がリーダーになってしまう事がよくある。
仕事のスケジュール、納期管理、人の管理に優れ、公式文章の作成等に卒がない。
公務員的な人。
長谷部。いつも整っていますが、整えてどうしたい?
⑤使用人タイプ
自分で考える力は弱いが、人から指示されればしっかりこなせる人。
指示がないと貢献度が大きく下がる。
⑥宴会部長タイプ
本業での貢献度は低いが、職場の雰囲気作りと称して宴会を仕切る。
本人が酒好きである事は言うまでもない。
なんとなく役に立ってる感を出し、本業への貢献を醸し出す。
槙野。
⑦先輩風タイプ
先輩である事を強みに、後輩にはひたすら強気にでて
マネージャーのような雰囲気をだしてみたり、
後輩を批判で貶めて自分の方が貢献している感を出す人。
よく見ると中身が無く、薄っぺらい事や受け売りしか言わない。
自分の先輩には弱く、宴会部長・コバンザメタイプを兼任する事も多い。
職場の癌。
⑧コバンザメタイプ
自分のビジョンはなく、指示がないと何もできない点では
使用人タイプと同じだが、特定の権力ある人にひたすら媚びを売って
自分を引き上げてもらう事に情熱をそそぐタイプ。
特定の権力者がバカだとこのタイプが横行する。
また組織の外では全く活躍できない。
本田泰人。現役時代はスッポンともコバンザメとも呼ばれるDFで
活躍も、引退後は鬼嫁に搾り尽くされ離婚。
あとこれは偶然ですが、コバンザメの英名って
シャークサッカーというらしいです。
⑨無策お人好しタイプ
いずれの戦略も持たず、一応一定の業務はこなすがどこかピント外れ。
でも人はいいので許されはするが出世には程遠い。
ポテンシャルはあるはずなので若い時には期待された。
人事が扱い方に最も困るタイプ。よほど素直に生きてくるとこうなる?
平山相太。
⑩生活保護タイプ
何の役にも立たないが、高度経済成長期に入社し、横並びの出世で収入だけは確保し
その権利をむさぼっている、別名老害。
性善説で成り立つ会社のルールを逆手にとって生きている。
若くしてクビにならないからそんなに給料上がらなくてもいいから
適当にやろうとする人もマレにいる。
会社を生活保護と勘違いしている最も憎むべき存在。
バロテッリ。なんで自分の給料が発生してるか分かってる?って言いたくなる。
⑪弱者権利活用タイプ
メンタルが弱いので出社できないといいつつも、
数年に1度だけ現れてクビにはならずに給料だけもらえる権利を
確保する、トンでもない強靭なメンタルの持ち主。
または、怪我や病気などでちょくちょく遅刻や欠席をするが、
本当にそんな事情があるのか怪しい人。
これまた性善説に成り立った会社制度を悪用している憎むべき存在。
夜遊びロナウジーニョ。
さすがに後半のタイプの人をプロサッカー選手に例えるのは
難しいですね。
あなたはどのタイプかな?